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2017年  6月
6月21日 「出会いから・その4」その1・その2はこちら→ その3はこの記事の下です
     
 ~困ること~
  ①「外の世界」
    猫が何匹になろうとも、先住が(しぶしぶでも)受け入れてくれたなら
    それで一件落着なんですが、うちには大きな問題がありました。
    先住くー16年間一度も家の中のトイレを使わないことです。
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    病院で相談したところ、「いますよ、そういう子。凄く神経質なんですね。」
    つまり、どんな形状だろうと人工的に用意された砂では絶対にしたくない
    というの部類で、さほど珍しくないらしいです。くーのために猫の出入り
    を取り付けて、したくなったら庭に出て、用が済んだら戻って来るという
    生活を何年も続けていました。
                                
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    でもこれは、非常に賢く落ち着いているくーちゃんだからのことであって、
    は5月にうちに来たばかりで地理がわからないことはもちろん、今度
    を飼うのはくーが居なくなってから、そして絶対に外に出さないと決めて
    いたのに、くーがいるうちにを迎えてしまったのでほんとに困りました。
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    修巳が工夫して「中から外には出られないけど外からは入れる」ように
    してくれて、くーが鳴いたら出してやる、後は勝手に帰って来るという風に
    何日かはうまく行きましたが、は身が軽い上に想像より遥かに頭が良く、
    くーが帰って来た時に扉が上がるのを利用して外に出てしまいました。
    修巳と30分以上探してやっと見つけ、その後、修巳がもっと上手い工夫を
    考えてくれ、それからは出ていません。
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    ただ、修巳生徒宅配便など、日に何度もドアが開くのに加え、
    くーは出て行くのに、自分は止められることがストレスになるようで、
    くーが帰って来る出入り口を何度も引っ掻いているのを見ると申し訳なく
    なります。
                 
               
  ②「真菌」
    がうちに来てからしばらくした頃、体に赤いかさぶたの様なものができ
    ました。来る前からできていたのかもしれませんがわかりませんでした。
    病院に行ってそれが真菌(猫カビ)だと知りました。今まで多くの猫に触れ
    て来ましたが、カビを持っていたのはが初めてです。
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    カビだと知らせたらは「うわぁぁぁ!!」と声を挙げました。カビ
    恐ろしく厄介だからです。多頭飼いなら隔離しないといけないし、カビ
    かかったに使った布類は頻繁に洗わないといけないし、殺菌消毒できる
    スプレーを撒いてに感染するのも防がないといけません。  
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    カビはその後、の目、鼻、口の周り、お腹、尻尾などに移りましたが、
    完璧ではないにしても自分でできる限りの対処をしているのと、長年お世話
    になっているダスキンの空気清浄機の効果か、くーには一切移っておらず、
    たちにも生徒にも移っていません。
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    そして、病院の処方薬が効いたようで、一時は真っ黒になったアゴも含めて
    だんだん綺麗に戻って来ています。血液検査で免疫力が低いことが
    わかっているのですが、カビにも体が過剰に反応する様で、またどこかに
    移っているかも、、と油断せずに見ています。
       
  ③「避妊手術」
    前述のように免疫力が低いため、体の中で縛るに体が過剰反応を示す
    恐れがあるということで手術は見合わせています。
      
  ④「ドライフード」
    普通のドライフード(通称カリカリ)を食べますが、は一切食べよう
    としないのでびっくりしました。カリカリの上に猫用かつお節をかけても、その
    かつお節も嫌って食べないのにはもっとびっくりしました。仕方がなくウエット
    (パウチ・缶詰)にカリカリを混ぜて出していますが、カリカリだけ残すことが
    多いです。今後はカリカリをふやかすか、砕いてみるつもりです。
       
今は飲み薬を飲ませる目に塗る軟膏2種類を5芬おきにつける体の数ケ所に
軟膏を付ける(いずれの軟膏も真菌用)、このを一日3回やっています。
本人は有り余るほど元気があり、薬を塗ろうとすると暴れて蹴りを入れて来るので
傷だらけです。(ネットに入れると薬がうまく塗れない)
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過去にエイズの子も看病したし、四肢麻痺になった子も半年看護して看取ったし、
それなりに苦労したけれど、子猫のうちから病院通いするような手のかかる(お金も
かかる)子は初めてです。溜息が出てしまうけれど、を見た時に「引き取ろう」と
強く感じたのは、が育てると決められた運命なんだと思います。どんな苦労が
待っているかわからないけれど、最期までずっと一緒の覚悟でいます。
            
  
6月7日 「出会いから・その3」  その1.その2はこちら→
      
前回からのつづき、、
5月15日・・・・・くーをかかりつけの動物病院へ連れて行き、夜間救急
           かかったことを説明し、1年ぶりの血液検査をした。
           以前患っていた関節炎検査結果も良好だったのでひと安心。
           
              たまにこんな風になるので心配になる    
                     
 
5月16日・・・・・避妊手術の予約も兼ねてを病院へ連れて行った。
           譲渡の時、エイズ白血病ともに陰性と聞いていたけれど
           白血球の数値が高いので一週間様子見になった。
                   
          この日、病院の受付はこのひとだった
                                   
  
5月20日・・・・毎日何十分もの遊びに付き合い、お腹が空いたと
           鳴く声にせかされてご飯を出し、たくさんのおしっこや
           うんちを取り、何十年ぶりかの子育て真っ最中の毎日。
                  
                  
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         ★頭に残る保護主さんの声
     「この子はねえ、とっても楽なんですよ。どんな猫がいても平気。
      どこでもやっていけます。おとなしいですよ~。ちょっと食が       
      細いですけどね。」    
                        
                        ↓
                        ↓
         この子はねえ、とっても楽なんですよ。    
         どんな猫がいても平気。            〇
         どこでもやっていけます。            〇
         おとなしいですよ~           
         ちょっと食が細いですけどね。    
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     それでも、だいぶが縄巻家に馴染んで来たなと思った頃に
     頭の痛い問題が、、、つづく。