2017年  5月
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5月31日 「出会いから・その2」
  
トライアル期間の初め頃はあえて子猫名前をつけませんでした。
くーちゃんとうまく行かず子猫を返すこともあるので、トライアル期間は名前
つけない方がいいと思ったからです。でも、こちらに呼ぶにしても叱るにしても
名前が無いとなんとも不便で、何日かいろんな名前で呼んだ後で「」に決め
ました。トライアルが終わる頃には、くーにあえて近づきはしないけれど、
あいさつをしたり、遊びで追いかけっこをしたりするようになりました。 
        
前回からの続き、、
5月11日・・・・・トライアル終了日。は正式に縄巻家の一員に。      
                                   
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      この日の夜。追いかけて疾走していたくーが突然吐いて倒れ、
      立ち上がってもがもつれて歩けず、何度も吐いてうんちももらし、
      目を開けたまま硬直してしまったので、夜間でも受け入れてくれた
      病院へ運んだ。修巳は仕事を途中でやめて駆けつけた。
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      くー動悸の速さに医師が驚いていたけど、他は特に異常なし。
      落ち着いてみれば、「張り切り過ぎちゃった」ということだろうけど、
      を天井に向けてを開けたままになってしまった時は本当に
      死んでしまうと思った。
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      16年も生きて来たのに、突然新入りを連れて来てくーちゃんの
      好きな場所に踏み込ませてしまい、我慢して受け入れてくれた途端、
      くーちゃんを死なせてしまったらあまりに申し訳なくてどうしようかと
      思った。
           
                    次の日のくー
            
5月12日・・・くーが食欲を取り戻したけれど、くーがご飯を食べようとすると
         花が横から割り込んで来るので嫌がって食べずに行ってしまう。
         は日増しに体重が増えて大きくなって来て、くーはお腹が
         ぺったんこ。対策を練らないと。
               
       
        つづく、、、、
   
5月22日 「出会いから・その1」
          
4月30日・・・・・・譲渡会で「しょぼい子猫に出会う。
            
5月4日・・・・・・・保護主さんが子猫トライアルに連れて来る。
                           すでに人生に疲れた様な顔
           うちの猫(くー、16歳)は怒りまくる。
                        こわっ、、、
5月5日・・・・・・・朝、子猫が大きな輪ゴムを吐いたのにびっくり。
    保護主さんのお宅の輪ゴムだそうで、遊んで飲んだらしい。
               
5月6日・・・・・・・子猫チャームポイント左耳の模様
   ブヨに刺されたりした時、真ん中がポツっと濃くなって周りが
   薄く色がついてるのとよく似てる。(チャームポイントなのか?)
         
5月7日・・・・・・・少しずつくーが唸らなくなった。
             
5月8日・・・・・・・毎晩、夜中に子猫が歩き回るので起こされ、朝も
          6時頃から遊ぶ気満々で、目の下にクマができた。
            
5月9日・・・・・・子猫が手を出してもくーは逃げなくなった。
            
5月10日・・・・・子猫チャームポイント
           後ろから頭を見ると「おにぎり」模様がある。
               
     
           つづく、、、
  
  
5月13日 「トライアル終了」
子猫が来てからの一週間はとても長く感じられました。毎日いろんな事がありました。
うちの猫(16歳)を救急外来に運んだりしました。それはまた書こうと思います。
ともかく、4月30日に譲渡会で出会った「しょぼい子猫」は正式縄巻家の家族に
なりました。
     
             命名  「
               
         娘が撮った「奇跡の一枚」です。
  
5月5日   「うまくいくのか?」
4月30日は暑い日でした。 前日に親子で演奏をし、次の日にはは戻ってしまう
ので、この日は3人浜松城公園で開かれたアートクラフト展を見に行きました。
         
渋滞もなく浜松に着き、野外で開かれていた会場に行きました。入り口から並んだ
ブースを一つ一つ見ながら歩いていた時、修巳が「あ!」と声を挙げたのでそちらを
見たら「犬猫譲渡会」と書かれた看板が見えました。
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は基本、こういう催しは避けています。引き取ってあげられないし、声がかからない
子を見ると胸が潰れそうな苦しさを味わうからです。その時も「やめよう」と思いましたが、
気持ちと反対に足はどんどんそちらに向いてしまい、なんか走って近づいていました。
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並べられたテーブルに置かれた5つのケージに一匹ずつがいて、その横には大きな
がいました。(ラブラドールでした。その子も里親さん募集です)その後ろにはサークル
の中でじゃれあう子犬たちと、たくさんのケージキャリーの中に一匹ずつ小型犬がいま
した。
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達が行った時はすでにたくさん人が集まっていました。犬猫たちは、もう何回も譲渡会に
来ているのでしょう。じゃれ合う子犬たち以外は、みんな訳のわかる寂しげな目をして自分
を覗く人達を見ていました。
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ひと通り見渡してからケージに近づいてみました。 「みんな捨てられた子で、、」と、
説明している声が聞こえましたが、ケージにいるのはシャムアビシニアンスコティッシュ
フォールドなど、およそ捨てられそうもない種類ばかりでした。 どんな事情で捨てられたのか
わからないけれど特に病気などもなさそうだし、綺麗な子ばかりで、これならきっともらって
くれる人がいるだろうと思いながら一番端のケージに近づいた時、「えっ?」と声が出てしまい
ました。
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小さいが丸くなっていたんですが、、 しょぼい!、、、、、あまりにしょぼかった!
ずっと眠っていて一度目を開けたけど、気の毒に、寝てる方がまだマシなしょぼ顔でした。
子供たちがツンツン突いたり、頭をポンポン叩いても抵抗もせず丸くなっていました。
あまりに哀れで、ケージの間に指を入れて首の辺りを撫でてみました。そしたら、耳を
掻いて欲しいとぐいぐい体を押し付けて来ました。
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しばらくその子を見ていましたが、可哀想とは思ってもうちには16歳の猫がいるし、
うちの子を最後まで面倒みることが使命だからと振り切ってそこから離れました。
他のブースを見て買い物をしてから浜松城を見に行きました。
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3人とも浜松城を見たのは初めてです。最上階までいろんな展示物を見てから
最後に地下の井戸を見てを出ました。それから結局また譲渡会に戻りました。
やっぱりまだ小さく丸まって寝ている子を見ながら思い切って代表の方に「あの端の子に
お話はありましたか?」と聞いてみました。「あ~あの子?いえいえ全然。雑種はねえ~。
声はかからないんですよ。」と言うのを聞いて思わず「トライアルさせてください!」と
言ってしまいました。
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うちの子が最優先なのは変えない。うちの子がどうしても嫌がるなら可哀想だけど返そう。
でも、もし、多少時間がかかっても受け入れてくれるなら、、、。このしょぼさを受け入れ
られるのは、うちしかないんじゃないかと思いました。
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生後半年の女の子ですが、体は小さく、顔は年寄りのお公家さんみたいです。
なんていうか、「女の子感」がないです。、片耳の柄がとっても気になりますが、うまく撮れ
なかったので、撮れたら載せます。
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昨日(4日)保護主さんに連れられて湖西市からやって来ました。私達が何も言わないのに
保護主さんが「なんか、、申し訳ないですよ~、しょぼくって。」と言いながらその子をキャリー
から出したので笑ってしまいました。案の定うちの子は「フー!」「シャー!」連発です。
この子がくるために各部屋の家具の配置を変えるのに2~3日一人で奮闘して疲れたのに、
遊び盛りの子猫なので、2時間猫じゃらしを振ってもまだ遊んでくれと鳴くのでげっそりです。
トライアルは11日まで。果たしてうまくいくでしょうか、、、。