2012年  2月
過去の日記年表へ
2月24日 「衣装裏話」
年明けからとても忙しく、2月に入っても11日のコンサートで着る衣装が
決まっていませんでした。お客様の大半は後援会会員で、よくコンサートに
来てくださる方ばかりなのでいつもと同じ服で出たくなかったし、新年最初
の会だからよけいに新しいものを着たくて探していたのです。でも、これと
いうものがなかなか見つからず日だけが過ぎていました。
           
ネットオークションで良さそうなドレスが見つかったのが6日。ウエストから
裾まで花びらが幾重にも重なっている綺麗なドレスで丈は自分で直せそう
でした。即決で買えたので送られて来るのを待つ間に、直せなかった場合
を考えて予備のドレスを探していたら、裾がふんわり広がっているローラ・
アシュレイの花柄ワンピースを見つけました。即決設定がなく終了は8日夜。
間に合うだろうか?でもこのワンピースはほんとに予備で、今後の演奏に
間に合えばいいとしてとりあえず入札だけしました。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7日に花びらドレスが到着。中古とは思えないくらい綺麗なドレスでしたが
丈を見るのが難しそうでした。少し裾上げして着てみて丈の具合を確認した
くてもデザイン的に一人では着られず、でも修巳はいつも居ないし、お腹を
空かせて帰って来た時に「ちょっと紐を結んでみて」とは言えませんでした。
だったらワンピースにすればいい、高値更新されそうもないし10日には着く
だろうと入札画面を見直した時にとんでもないことに気がつきました。
                                                                                  
出品者はニューヨーク在住でした。あまりにたくさんの出品を見て同じ語句
での検索もしていたために国内の出品者のものと勘違いしていたのです。
すぐに事情を書き、早期終了して速達便で送ってくれないかと頼んでみま
したが終了まで待って欲しいとのことでした(他にも見ている人がいるから)。
出品者はオークション終了前に荷造りして速達便用の書類も用意し、私が
落札できたのを見届けてすぐに郵便局に走ってくれましたが、いかんせん
発送は8日午後11時(現地8日朝9時)。間に合わないと覚悟しました。
            
そうした自分の用意の中で、それとはべつに娘のドレスや靴も探していまし
た。娘も大学内外で演奏があるのです。これはどう?あれはどう?と相談
メールのやりとりをする中で、11日の準備で困っていると言ったら予定を
やりくりして帰って来てくれました。すぐにドレスの丈を見てくれて、私でも
なんとか直せそうでしたが、修巳が「その服じゃ仰々しい。」と言うので仕方
なくまたオークションを見てみたら、ハンドメイドで着物をリメイクしたワン
ピースが出品されました。淡い色のおとなしい服でしたがとても品が良く、
初春コンサートにはこんな服のほうがいいのかもしれないと思いました。
会場はお座敷だというし。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
有難いことにその服は即決設定だったのですぐに落札(9日)。出品者に
頼んでその日のうちに発送してもらい着いたのが10日。花びらドレスと
リメイクワンピースを着てみて最終的にリメイクワンピースに決めました。
11日は朝8時過ぎには家を出発。娘はもちろんドレスの丈を見るためだけ
に帰って来たのではないので(コンサートの手伝いをするために来たので)
機材運搬、設置、撮影、そして私の髪のセットをしてくれました。そこからの
ことはまた次回に。(ニューヨークからの速達便はコンサート翌日に届きま
した)
          
   
2月12日 「総会・演奏会」
昨日は牧之原市の高尾山石雲院で修巳の後援会の総会とコンサートが
ありました。修巳と後援会スタッフの皆さんで何度か打ち合わせに集まり
この日の準備をして来ました。修巳本人も大変ですがスタッフの皆さんの
作業も大変なもので、計画準備段階から会が終了するまで本当にお疲れ
になったと思います。また、藤枝の笛の会の皆さんも機材運搬や飾りつけ
をお手伝いくださいました。皆さんに感謝しております。
           
石雲院の客殿(広い畳の続き部屋で障子の向こうにお庭が見えます)で
11時から総会があり、その後でお弁当が配られました。
            画像:青野敬子さん(お借りしました)
 
午後1時から初春コンサート。第一部は琴の川井亜弥子さんと修巳が古典
から現代の邦楽を演奏しました。休憩時間には甘酒が配られ皆さん足をくず
したり廊下で話をしたりして寛いでいました。第二部は私と修巳が様々なジャ
ンルの曲を演奏。(一部二部ともに各々ソロ演奏もやりました)アンコールを
頂き3人でアメ−ジング・グレイスを演奏しましたがこの時まで一度も合わせ
ることができず「やるなら2コーラス半ね」と着替えながら話しただけでしたが
なんとか形にはなりお客様は喜んでくださいました。三人で礼をしてすべて
終わるはずが、再度アンコールを頂いたので修巳と二人でもう1曲演奏しま
した。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後援会主催のコンサートは、必ず最後に抽選会をして10人ほどの方に景品
を差し上げるのですが、今回は笛の会の山口さんが自作のストラップと置物
を30人分提供してくださいました。有難うございます。
        
           
すべて終了してから何人かの方に挨拶をして話をしたり写真を撮ったりしま
した。今回の催しには娘がいたのですが、娘が手伝いに来ることになった
経緯、当日頂いた物(また、それ以前に頂いた物)、リハーサルや支度が
大変だったこと、話をした方が意外な縁のある方だったことなどは次回書こう
と思います。
  
2月1日 「体調・演奏」
半月ほど前から喉の違和感を訴えていた修巳ですが、病院に行ったところ
それほど重大な症状ではないことがわかりました。喉の奥に開いたり閉じた
りする弁があるのですが開閉がわかるくらい乾いてしまっているそうです。
普通は分泌物が出て潤っているのですが年齢的なこともあり出が少なくなっ
ているようです。年中喉を使っているのも影響しているのかもしれません。
薬を飲むと自律神経に影響が出るそうで、寒くてたまらないのに汗が出ると
言っていました。薬を飲まなくても四六時中気になるわけではないと言うけれ
ど、出された薬は日にち分飲んだ方がいいと思います。
             
先月27日は島田で演奏して来ました。前半、後半に分けて演奏しましたが、
来賓席に二人分の席が用意され偉い方々と一緒に食事することになり恐縮
しました。とても良かったのはお料理。美味しいのはもちろんですが、全ての
料理が大皿で出され、中華料理のように円台を回して食べたい物を食べたい
分だけ取ることができました。この方が助かります。私達くらいの世代からもう
少し上の方まで50人ほどいらっしゃいましたが皆さん演奏を喜んでくださり嬉
しかったです。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28日は修巳一人で焼津へ。1時間半、休憩なしで吹き続けたそうで前日の
疲れもあり帰った時はちょっと大変そうでした。
     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30日は金谷中学校で演奏しました。全校生徒に聴いてもらう予定でしたが、
インフルエンザが流行している時期なので3年生は帰宅になり残念でした。
控え室として案内された和室は広々として暖かくとても気持ちが良かったです。
会場の体育館は前もって大きなストーブが2台置かれて温風を送っていました
が私達のところには届かず、楽器の横に小さいストーブを用意してくださいまし
たが、ストーブに当たりながら演奏するのもどうかと思い片付けてもらいました。
40分ほど演奏しましたがあと1曲多かったら下痢したなと思うくらい寒かったで
す(笑)。演奏が終わって生徒さんの方を振り向いて一瞬ギョッとしました。全員
マスク姿でした。この学校は本当に子供達の体調に気を配っているんだなと
感心しました。代表の女の子が挨拶した後でもう二人の女の子が可愛い花束
をくれました。嬉しかったです。
             
今年は雪も多く寒さが厳しいです。皆さんお体には十分お気をつけください。