2011年 2月
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2月24日 「娘からおじいちゃんへ」
バレンタインデーの頃、修巳はお弟子さんからたくさんチョコレートを頂き
ました。手作りラスクをくださった方もいます。皆さん有難うございました。
 
他県にいる娘が、主科試験準備で多忙な中絵を描いてチョコと一緒に実家
の父に送って来ました。父は喜んでくれたのですが郵便が届いたのは16日。
絵なんか描かずにチョコだけパッと買ってさっと送れば間に合っただろうにと
思いましたが「チョコを封筒に入れただけじゃおじいちゃんに悪いから絵を描
いた」と言うので、その気持ちを汲んで何も言わずにおきました。
     音大でフルートを専攻するネコ好きな娘が描いた絵です。
                      
3月中旬には帰宅予定です。話したいことがたくさんあるので楽しみです。
  
2月20日 「世界音楽紀行ブラジル編」
修巳のプロデュースで昨年10月から毎月1回コンサートを行って来た藤枝
文学館ナイトミュージアム世界音楽紀行。昨日は最終回でした。最終回は
ブラジル編。昨年、NHKのど自慢チャンピオン大会でグランドチャンピオン
になったホベルト・カサノバさん、奥様のミカ・ダ・シルヴァさん(静岡出身の
日本人です)、ギターの佐々木優樹さんがボサノヴァ中心に素敵な演奏を
聴かせてくれました。
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ホベルトさんは日本に来て5年ほどで言葉がよくわからないためミカさんが
話を交えながら進行してくれました。ミカさんは、ジャズやアメリカンポップスを
歌っていく中でボサノヴァに魅かれるようになり単身ブラジルに渡り、色々な
ミュージシャンと共演する中でホベルトさんに出会ったそうです。ミカさん曰く
「ブラジルは時間にルーズで、すぐやるよというと一ヶ月先。11時に集合と
いうと11時に起きるようなところ」だそうですが、あくせくしない大らかさが
魅力でもあるのでしょう。ミカさんの透き通った優しい声、ホベルトさんの天性
の魅力ある声とリズム感、そして安定した高い技術で奏でる佐々木さんの
ギターが心地良くマッチしてとても楽しい1時間を過ごせました。アンコールに
グランドチャンピオンをとった時の「契り」(五木ひろし)を歌ってくれましたが
とても良かったです。お客様から大きい拍手が起こっていました。
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笑顔が優しくとてもスリムなミカさん   ジェロに間違われるというホベルトさん
    
         
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10月の沖縄編に始まり今回のブラジル編まで、夜遅く天気の悪い日もあり
ましたが大勢のお客様にお出で頂き嬉しかったです。修巳も毎回音響を担当
して気を配っていましたが責任を果たしたと思います。良い経験をさせて頂き
藤枝文学館にもお礼申し上げます。有難うございました。。
    
2月15日   「演奏」
今日は藤枝地区保護司会創立60周年記念大会で演奏して来ました。
リニューアルオープンした藤枝の小杉苑が会場でした。リニューアルしてから
行くのは初めてでしたが外観も中も驚くほど変わっていました。(小杉苑)
演奏は11時半ですが皆さんが会場に入られるまでに準備しないといけない
ので朝9時前に小杉苑に行き運搬と設置をしました。以前の小杉苑は階段
しか無かったため2階までの階段を20回くらい往復して楽器や機材を運び
ました。今度は3階建てになりましたがエレベーターが2基設置されたため
とても楽になりました。
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記念大会に出席する皆さんの年齢層を伺ってはいましたが、運搬や設置の
合い間に集まって来る方々を拝見すると予想より年配の方が多いので曲を
変更することにしました。ただ、最初に決めた楽譜しか持って来なかったので
音出し後に急いで家に取りに帰りました。会場に戻り着替えをしながら最終的
に曲目を決定。そして本番になりました。
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宴会でお客さんが盛り上がっている横で演奏したり、お祭りの舞台で演奏する
こともあるのですが、今日は記念大会のテーブルに並んで座った70名ほどの
保護司の皆さんがし〜んと聴く中での演奏だったので大きい音を出していいの
か心配になったりしました。修巳の話を交えながら40分ほど演奏し、最後に皆
さんの歌と一緒に「故郷」を演奏して終わりました。祝賀会にも参加させて頂き
お食事を頂きました。何人もの方が声を掛けてくださり有難かったです。皆さん
に配る記念品を私達も頂き、片付けの後にはお花も頂きました。春の花ばかり
で明るい気持ちになりました。良い経験をさせて頂き有難うございました。
                            
2月8日 「友の不用品」
近くに住んでいる友人は少し前に家をリフォームし、家の中の物を整理して
います。不用品が溜まると「これ要る?」と声を掛けてくれます。衣類、食器、
バッグのほか犬猫の施設に送るようにとタオルケットや毛布もくれます。
何かお礼をと言うのですが「要らない物をもらってくれるから有難いんだよ。
気にしないで。」と言ってくれます。そうはいってもあんまり悪いので彼女の
好きなお茶や蜜柑をお礼に渡しています。
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先週「これ、なぜかうちに同じものが二つあるよ。10年間一度も使ってない。
欲しければあげるよ。」と画像が送られて来たのを見てびっくり!
           
「うん、もらうね。」と気軽に言えない立派な箪笥。さすがに恐縮してしまうけど
「うん、もらうね。」と即答。今日修巳と行って運んで来ました。以前購入した
箪笥がなぜか接着剤の様な臭いがして、入れた洋服にその臭いがつくために
何も入れられず置きっ放しになっていたのを今日の箪笥と替えることにしました。
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ついでにもらってと頼まれたのがこちらのギター。
            
古いクラシックギターで殆ど触ったことがないそうです。娘の友達で欲しがる子
がいるかもしれないと画像を送ったら娘から「私がやってみたい。送って。」と
返事が来ました。ほんとにやるのかな。
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類は友を呼ぶというけれど、彼女の友人も似たような人で「ベッドをあげる。」と
言うので有難くもらって来ました。実家の両親がいずれ布団よりベッドが必要に
なるだろうと思い両親の家に置いて来ました。畳の部屋に何か敷いてその上に
置くと言ったら「ちょっと待って。綺麗なのがあるから。」と6畳のカーペットまで
くれました。ベッドもカーペットも息子さんが大学の一人暮らしで4年間使った物
だそうですがろくに汚れもなく気持ち良く使えそうです。先の友人から「炬燵も
座卓も要らない。お宅が間に合ってるなら誰か探して。」と頼まれたので、これ
から声掛けをします。少しは役に立たなければ申し訳ないと思っています。
   
2月2日   「鳥の世話」
うちの庭は木が多いので鳥がよく来ます。季節によって顔を出す鳥が変わり
ますが今はヒヨドリとメジロとハクセキレイ、それとヒヨドリに似ているけれど
嘴の色などが違う名前のわからない鳥がよく来ます(カラスは年間通してい
ます)。春から秋頃までは特に気にも留めませんが、寒さが厳しさを増して
木々の葉が落ちる頃になると鳥が食べ物にありついているのか気になって
仕方がありません。毎日鳥の様子を窓から見ていましたが、先週末に木から
落ちた古い実を半分に切って木に刺してやりました。
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2時間ほど経ってからヒヨドリが気がついて凄い勢いで食べていました。去年
までは番(つがい)だったのに、片方死んでしまったのか今年は一羽で来て
います。後からもう一羽来ましたが、カップルの片割れでない証拠に食べてい
たヒヨドリを攻撃していました。ヒヨドリがいなくなればメジロが来ると思ったの
ですがその日は顔を出しませんでした。去年あんなにいたんだから今年も
周辺にいるはずで、気が付かないことはないだろうと思ったら次の日には番
で食べに来ました。でも、ご存知の通りメジロが食べ始めるとすぐヒヨドリが
追い払いに来ます。
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仕方がないなあと思っていたらなんと修巳が鳥籠を買って来ました。もちろん
鳥を飼うわけじゃありません。籠の入り口を狭くしてメジロだけが入って食べら
れるようにしたのです。最初はヒヨドリがよく来る木から離れた木に吊るしたり
玄関に近い所に移したりと色々試しましたが、結局、部屋からよく見える桃の
木(ヒヨドリがいつも来る木)の枝に吊るしました。
     メジロのための籠     右の方にヒヨドリのための実を刺してある
               
ヒヨドリが攻撃すればメジロは籠から出て逃げてしまいますが、それでもよく
籠に入って食べています。(必ず一羽ずつ外で見張りをしています)
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毎日やれるほど落ちた実があるわけじゃないし、木になっている実を採って
やるのはもったいないし、、と思っていたら笛の会の山口さんが、味は悪くない
けれど形が売り物にならないミカンをくれました。有難いです。
                    
修巳は部屋から何度も双眼鏡で鳥の様子を見ています。「あ、また来た。」と
いう声に私も行って見ます。二人で並んで鳥を眺めるなんて、ずっと遠い先の
ことと思っていたんですが。自分の相手が鳥を追い払う様な人でなくて良かっ
たとつくづく思っています。