８月２８日		「書けない」
		８月２０日にくーちゃんが亡くなりました。４月と言われた命の期限を越え、
		７月に１８歳になり、自分の体を蝕む癌の痛みと一日一日闘って来てくれ
		ましたが、ついに私の手の届かないところへ行ってしまいました。
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		１３年前に「とら」（猫）が１０歳で亡くなった時も、１１年前に「たま」（猫）が
		６歳で亡くなった時も、その後で「しーちゃん」（犬・年齢不明）が亡くなった
		時も、その子たちが家に来た経過や最期の様子を書いたりしましたが、
		今度はどうしてもすぐ書く気になりません。あまりに思い出が多すぎて
		何もできないです。
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		くーちゃんは私にとっていわゆる「ペット」の猫という感覚はまったく無く、
		共に人生を生きる「同士」でした。今はただ、胸に鉛が落ちた様な重さを
		感じながら、もう一人の自分が家事や仕事をしています。
８月１８日		「手相」
		隣りの焼津市で長年、アットホームな居酒屋をやっていた女将さんが引退
		されることになりました。女将さんは毎年一度、お店の常連さんや顔馴染み
		の方を招待して食事会を開くのですが、いつも修巳に演奏を依頼してくれま
		した。今年は修巳が広島に泊まった次の日がその食事会の日になり、
		昼過ぎには焼津に着かないといけないので間に合うのか心配しましたが、
		修巳は朝４時起きで新幹線に乗り、午前中には家に帰って来ました。
		会場へは私が送迎し、夕方にはすべて終わって帰宅しましたが、なんだか
		修巳がやけに浮かれているなと思ったら、その食事会に手相を見る方が
		いて（女性です）、修巳の手相を見てくれたそうです。
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		それによると、「あなたは性格が明るい。とっても長生きをする。」と言わ
		れたそうで、修巳の祖母が舌癌、修巳の父が前立腺癌を患ったことがあり、
		修巳の母は心臓発作で亡くなっているので「俺は長生きはできない。」が
		口癖だったのに、「とっても長生きする」と言われた上に「性格が明るい」と
		言われたのがよほど嬉しかったのか、踊り出しそうな浮かれようでした。
		きっと１００歳まで生きる気です。
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		手相見はこれで終わりではなく、もう一つありました。
		「今日食べるのに困るというほどにはお金に困らない、でも、大金には
		縁がない」そうで、これは本当に当たっています。でも、今日食べるのに
		困らない生活ができるのはとても幸せだと思います。
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		また会うことがあったらお前も見てもらえと言うのですが、短く切れた生命線を
		見ただけで言われる事はわかる気がします。
８月４日		「娘のプロフィール写真」
		修巳は今日で６７歳になりました。亡くなった修巳の両親が生きていたら
		喜んでくれただろうと思います。修巳は昨日から広島に行っています。
		昨日は早朝に出発し、昼過ぎに広島に着いてから準備をし、３時から
		コンサートを開きました。今日は広島大学のOB・OG会だそうで、
		楽しい誕生日になったことと思います。
		前回、７月の日記に娘に送った荷物が行方不明になったと慌てた事を
		書きました。（前回の日記はこちら→★）
		その荷物には娘がプロフィール写真を撮る時に使う演奏用の靴が入って
		いたのですが、なんとか撮影日に間に合いほっとしました。娘はフルート
		奏者なので鍵盤楽器と違い楽器を持って撮影できるのが羨ましいです。
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		若い女性奏者のプロフィール写真というと、綺麗なドレスで少し斜め上を
		見ているとか、優しく微笑んでいる様な写真を見かけることが多いですが、
		うちの娘は全然そういうタイプじゃありません。今回、カメラマンが何百枚
		と撮ってくださり、そのうち数十枚を残し、その中からさらに何枚かを最終
		調整（光の色や影など）している最中なので、出来上がったものではない
		ですが、何枚か掲載します。
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		わたくし、下２枚はフルートが目に入りませんでした（笑）
		カメラマンさんは娘を撮る前日にはAKB４８の子を撮って来たそうです。
		念願だった撮影ができて娘はとても喜んでいました。２０代の良い思い出に
		もなったと思います。