5月18日 |
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「音楽鑑賞会」 |
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5月2日に牧之原市勝間田小学校で修巳と娘と3人で演奏して来ました。 |
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最初、修巳が「140人くらい」と言うので、一学年140人という意味だと思ったら |
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1~6年までの全校生徒が140人でした。勝間田小学校は修巳の母校です。 |
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尺八を間近で見たことが無い子、その音を生で聴いたことが無い子たちのために |
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まず2~3曲聴いてもらい、その後で尺八の歴史を話したり、リコーダーやケーナと |
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尺八がどう違うかを説明し、その合間にもいろんな曲を聴いてもらいました。 |
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その後でエレクトーンのソロや3人の合奏を何曲かやって終わりました。 |
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1年生は6~7歳、6年生は11~12歳、子供の頃の、この年の開きは大きいです。 |
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やってることがわかってもらえるだろうかと心配しましたが、皆さん最初からすごく |
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集中して聴いてくれ、前半も後半も知ってる曲は自然に歌っていました。最後に |
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NHKテレビ、忍たま乱太郎の「勇気100%」を演奏したら大合唱になりました。 |
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演奏のあとは4年生のクラスで生徒の皆さんと一緒に給食を食べました。 |
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私のお盆にストローが無いのを見てサッと取りに行ってくれる子がいたり、牛乳 |
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パックの独特な畳み方を教えてくれたり、みんな優しかったです。食べ始めた時に |
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隣りに座った男の子がご飯を頬張りながら「ゴールデンウィークはどう過ごすん |
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ですか?」と聞いて来たのには笑ってしまいました。大人びた物言いなのに、 |
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お皿に置かれたおかずの上に山盛りのご飯をひっくり返して混ぜ合わせ、むしゃ |
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むしゃ頬張る姿は子供そのもので、そのアンバランスさが可愛いかったです。 |
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音楽鑑賞会の様子はこちらの写真ページをご覧ください |
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別れ際にはハイタッチしたり手を振ってくれる子がいて胸が熱くなりました。 |
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またいつか伺える機会があれば嬉しいです。 |
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5月6日 |
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「好きだった職員さん」 |
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現在、両親が住む地域に、もう50年くらいお世話になっている郵便局があります。 |
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以前は木造の素朴な郵便局で、入った左奥に足で踏むと水が出る冷水機が置いて |
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あり、学校帰りの子供が「お水ください。」と言って飲んで行くのどかな郵便局でした。 |
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今は建て直されて外壁はアルミ色に光り、入り口は自動ドアになり、ATMが置かれ、 |
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中は車いすでも回れる様な広さになりました。カウンターの中も広くて作業しやすそう |
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ですが、毎日の様に子供が気軽に寄れたあの郵便局が良かったなと懐かしく思い |
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出します。(こんな風に昔を懐かしむのは年をとった証拠ですね) |
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まだ子供達がこの郵便局に顔を出していた頃、とても気働きができる女性職員が |
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いました。私より若いのに落ち着いていて物言いも優しく、何かある度に「あ、それは |
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私が、、」と言って自然に誰よりも早く動いて用事を済ませていました。好きな職員 |
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さんだったので、異動なのかその郵便局から居なくなった時はとても残念でした。 |
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何年か経って、別の郵便局に行ったら偶然そこにあの職員さんがいて、びっくりする |
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と同時にとても嬉しかったです。でも、それもまた異動があったのか見かけなくなり、 |
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それきり会うこともなく何年も過ぎた頃、毎日の様に行くスーパーでその職員さんに |
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よく似た人を見かけました。職場の制服を着ていないけど、顔は間違いなくあの人だ |
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と思いました。小学生くらいの女の子と男の子を連れていました。別の日はご主人 |
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らしき方が一緒でした。何度か見かけた後で思い切って声を掛けてみました。 |
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「もしかしたら〇〇郵便局にいた方ですか?」という私の問い掛けに、郵便局で見た |
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のと同じ、感じのいい笑顔で「そうです。」と答えてくれましたが、特に驚く様子もなかっ |
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たのに驚きました。私が彼女に気がついたということは、彼女も私に気がついていた |
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んでしょう。「全然変わらないですね。」と言ってくれましたが、いえいえ、シミもシワも |
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増えました。 |
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それから3~4年、スーパーで会うと挨拶を交わしていましたが、今年3月の中旬頃、 |
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スーパーに入って生花コーナーで花を見ていたら「こんばんは。」と誰かに声を掛け |
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られました。振り返るとあの職員さんでした。「あーこんばんは!」と挨拶をしたら、 |
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「いつも声を掛けてくれて有難かったですが、今度異動で富士(市)に行くことになり |
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ました。」と言うので思わず「えーっ!?」と叫んでしまいました。名前も知らないし、 |
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毎日会うわけでもないけれど、ここ(スーパー)に来ればきっと会えるし同じ町にいる |
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んだという思いで安心していたのに。彼女の異動かご主人の異動かわからないけ |
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れど、たぶんこれでもう会うことは無いだろうと思うと寂しくて仕方がありません。 |
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もう5月。彼女は新しい職場には慣れただろうか。あの子供たちは新しい学校に慣れ |
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ただろうか。カゴを持ってスーパーに入る度に彼女のことを思い出しています。 |
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