６月３０日		「あれこれ」
		以前、生徒のお父さんがブログでヨーグルトの食べ方について「皆さんはどうしてる？」
		と質問していらっしゃいました。ヨーグルト（カップ）の蓋をべりっとめくると必ず裏について
		くるヨーグルト、また、カップの縁に輪のようについているヨーグルトを、どんな順番で
		どんな風に食べているかと聞いていたように思います。
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		私の場合、べりっと蓋を剥がしたら、ついてるヨーグルトはべろんと舐めます。お上品に
		スプーンで擦り取ったりしません。その次にカップの縁に輪状についているヨーグルトを
		スプーンでぐるっと一回りして取って食べます。これが結構硬さがあって味もいいです。
		それからおもむろに中身を食べ、最後にカップの底にちょこちょこ残ったヨーグルトを
		またスプーンでぐるっと一回りすくって食べて終わりです。私はどちらかというと大きい
		無糖のパックを買って一回、一回、器に盛って蜂蜜をかけて食べるのが好きです。
		娘が４歳の時、なぞなぞを出しました。「逃げても逃げてもついて来るものなーに？」
		答えは「影」でもいいし「月」でもいいしと思っていたら、娘は紙粘土をこねる手を休める
		ことなく「ストーカー！」と即答しました。凶悪事件が起こったのは娘が小学生になって
		からですが、それまでにテレビで何度も「ストーカー」という言葉が流れていて、小さい
		ながらもよく聞いていたのでしょう。２０年経った今でもその時の衝撃が忘れられません。
		今年の１月２日に書家の金山土洲先生の個展がありました。有難いことに毎年のように
		修巳を呼んで演奏の場を作ってくださいます。今年は私と娘も会場のアクトタワーに行き
		作品を拝見しました。その後で演奏までの時間、お正月でもやっている浜松動物園に行っ
		てみました。（修巳は支度があるため途中で会場へ帰りました）
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		浜松動物園は娘が幼稚園の時にバス遠足で来て以来です。一つ一つの動物舎がけっこう
		離れているので寒い中、歩くのが大変でした。飼育員さんが「カンガルーにおやつをあげま
		せんか」と人参を渡してくれたので檻に近づくと、「へい、こっち！」とアピールして来ました。
		鼻を触ったら柔らかくて気持ち良かったです。
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		市街地へ戻るバスの時間まで、かなりたくさんの動物を見ましたが、あまりに寒くて予定より
		早く出てバスで浜松駅に向かい、遠鉄百貨店でフェルト作家の中山みどりさんの作品展を
		見ました。
		画像：キナリノ
		生きているとしか思えないほど本物そっくりの作品です。最初はお友達の犬を作ってあげた
		りしていて、そのうちリクエストに応えて幅広く活躍するようになったとのことですが、やはり
		亡くなった子を作って欲しいという依頼が殺到しているそうで現在は受け付けていません。
		（依頼を受け付けてもらえている人も３年待ちくらいだそうです）
		いつかうちの子も作ってもらいたいなと思いました。
		今年の元日から３月１５日まで、袋井の可睡斎で１２００体のお雛様を飾った「ひなまつり」
		が開催され、修巳も何度か演奏に伺いました。１０年ほど前まではお正月になると実家の
		母を横浜や鎌倉、浅草、静岡の久能山東照宮などに連れて行きましたが、最近は足が弱く
		なって長く歩けないため誘っていませんでした。お雛様を見に行くくらいなら行けるだろうと
		声をかけたらとても喜んでくれたので１月に二人で行って来ました。
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		お寺の中は思ったより急な階段が多く、母は昇り降りが少し大変そうでしたが、廊下や
		部屋を埋めつくす雛人形に声を挙げて喜んでいました。暖かい部屋に飾られた牡丹の
		花も美しく品があり、良い思い出になりました。母が外に出られる限り、車椅子を使って
		でも、また一緒にどこかに行けたらと思っています。
６月１７日		「運転免許」
		娘は大学に入学してから春、夏、冬の休みに３～４日帰省しました。社会人になっても
		それは変わりなく、４月に桜を見に帰って来た時も３日ほどで戻って行きました。ただ、
		今回はそれから１０日後に再び帰省しました。運転免許を取るためです。
		都会にいると電車で事足りてしまうので今まではさほど免許の話は出ませんでした。
		でも、やはりこれから必要になるし若いうちに取る方がいいので、仕事先や生徒さんに
		お願いしてお休みをもらい自動車学校に通うことにしました。田舎の道路で練習する
		方が安心して取れるんじゃないかと私が言ったので、娘は資料を取り寄せた中で気に
		入った学校に決めて４月中旬に帰って来ました。（教官が横に乗るんだから都会だって
		いいのですが、なんとか帰って来て欲しかったというのが本音です）
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		こちらに帰って来て数日はいろいろ用事があったため、ひと段落してから自動車学校に
		行ったのですが娘は本籍が記載された住民票を用意し忘れていました。急いで市役所
		に行きましたが、（住民票が他県に移っていて）本籍記載のものは役所に取り寄せでき
		ないと言われがっくり。すぐに請求用紙をもらって自宅に取り寄せましたが、入校式は
		５月になってしまいました。
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		入校式を待つ間に袋井市の可睡斎で酒塚観音大祭があり、娘も加わり３人で演奏を
		しました。昨年もそうでしたが酒塚観音大祭の日はいつも娘の誕生日なので、親子で
		演奏できるのが記念にもなり嬉しいです。
		写真：上村さん
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		ゴールデンウィーク中も自動車学校はやっているので、朝から晩まで授業を取って
		遅れを取り戻そうと思ったのですが、集団で受けなければいけない授業や、１段階から
		次へ進む前に試験を受けないといけないなど、こちらの思い通りにはいかなかったです。
		ただ、幸い娘は運転が上手いと、どの先生にも褒めてもらえるほど心配がなく、筆記も
		点が取れたので、予定は順調に進んで行きました。
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		自動車学校に通う間にまた３人で藤枝と牧之原で演奏しました。藤枝市危険物安全協会
		様には予定していなかった娘の席を設けて頂き、お土産もたくさん頂き感謝しております。
		↓藤枝市危険物安全協会創立５０周年記念祝賀会にて
		写真： 福與さん
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		自動車学校や地元の友達たちとの食事、買い物等だけならさほど忙しくもないのですが、
		普段一人で捗らない用事をここぞとばかりに娘に手伝ってもらいこなしていきました。
		でも、何より大変だったのは娘が連れて来た４匹のフェレットです。とても可愛いですが
		とにかく凄い力であちこち掘ります。いろんな物も噛むし臭いも強烈です。ホームセンターで
		ツルツル素材の敷物を何枚も買って敷き、以前、犬を飼った時に使った柵や段ボールで
		バリケードを築き、壊されては困る物との境界を作りましたが、そんなもの、あっという間に
		突破されました。
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		直しては突破され、また直しては突破されの繰り返し。力もかなり強く、大抵の物ならどかし
		てしまいます。そのくせ、いたずらしている時にドアを開けると「あっ、、」って顔で止まるのが
		なんとも可笑しかったです。かなり気をつけていたのに誤飲があったり、時期的に予防注射
		をする必要があったりで病院にも何度か連れて行きました。近くにフェレットを診る病院が
		ないので他市まで何度も往復するのが大変でした。
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		自動車学校の卒業試験は一度で合格しました。ところがここでまた大問題が発覚。
		本試験は住民票のある県で受けなければいけないことがわかりました。いままで身近に
		そういったケースの受験をした人がいないので考えたこともありませんでした。後々の予定
		を考えると卒業試験の翌日しか都合の良い日がなく、受付時間を考えると朝５時には家を
		出なければならないというスケジュールに溜息が出ました。でも、どうせなら２人で行って
		試験が終わったらどこかに寄って来ようということになりました。
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		当日、５時前にフェレットと猫のトイレやご飯の用意をして出発。眠くてたまりませんでした。
		初めての駅に降り、まだ店も開いていないので一緒に試験場に行きました。娘が試験を受け
		ている間、同じ様に子どもを待っている親御さん達と椅子に座って待ちました。無事に合格し
		免許を受け取って帰ろうと思ったら、免許を渡すまで1時間半お待ちくださいと言われがっか
		り。バスまで時間があるので娘と駅まで歩き、雰囲気の良い洋食屋でご飯を食べました。
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		また歩いて試験場に戻り、免許を受け取ってからバスを待てずまた歩いて駅へ。そこから
		「みなとみらい」へ行き、娘がフェレット売り場で顔馴染みの店員と話したりフェレットを
		抱っこしたりしている間に長椅子で寝てしまいました。そこから「赤レンガ倉庫」へ。
		買い物をしたり、甘い物を食べたりして楽しい時間を過ごしました。
		免許取得後、娘は慣れるために一週間、私の車を運転しました。娘に車で送迎してもらう
		日が来るなんて、、少し年を取った気分になりました。市街もバイパスも難なく行きましたが
		車庫入れはまだ経験不足で、「これでマンションに戻って電車ばかり使っていたら忘れて
		しまう」と危惧していました。
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		娘が自動車学校に通う間に何度もお弁当を作りました。お弁当を作るのは娘が高校を
		卒業して以来です。戻って来たお弁当箱を開けて、全部食べてあるのを見ると、とても
		嬉しかったです。
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		修巳が留守がちなので３人揃う機会は少なかったですが、それでも食事に行ったり温泉
		に入ったり、知人の個展に行ったりと楽しく過ごしました。娘がフェレットと戻って行ってから、
		バリケードを崩し、敷物を洗い、お天気の合い間を見て干し、掃除機をかけながら片付けて
		います。あの子達が居ないとこんなに片付くんだなあと思いつつ、また一人になってしまった
		寂しさで気持ちが沈みます。娘には次に帰省する日まで体に気をつけて欲しいと思います。