12月２６日		「アートクラフト展その１」
		前回の続き。「長政まつり」の会場を後にしてセノバに向かい、そこから護国神社
		で開かれている「アートクラフト展」に行くために電車に乗りました。修巳と取り留め
		のない話をしながら、少し散らかったバッグの中を整理しようと手を底の方に入れた
		時、何かが手に触れました。小動物の頭のような大きさでぶよぶよしていました。
		（何これ？）バッグの中を確認しようとした時、ぶよぶよの上のカサカサしたものが
		指に触れ、それが「柿」だとわかりました。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		なぜ「柿」がバッグに入っていたのか。その何日か前に修巳が仕事場の柿の木から
		採ってくれたのです。柿好きの父が毎年楽しみにしているのですが今年はろくに実が
		なりませんでした。だから貴重なその柿を父に持って行ってやろうと思ってバッグに
		入れたまま忘れてしまったのです。ぶよぶよになってしまったけど父は柔らかいのが
		好きだから気をつけて持って帰ればまだ大丈夫と、手で包み込んだ柿を触っていた時、
		修巳が何か言いました。聞えないので電車の音に負けないように「え！？」と聞き返し
		ました。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		皆さん、そこで「え！？」と大きく言ってみてください。体に力が入るでしょう？
		そういうことです。　柿は見事に手の中でぐちゃぐちゃに潰れてしまいました。
		修巳の話が耳に入らないくらいバッグの中が気になったけど、修巳に言えば怒るだ
		ろうし、ぐちゃぐちゃの手を引き出して乗客に注目されるのも嫌だったので、「～だよ
		ねえ」と適当に相槌を打ちながらバッグの中にあったティッシュで指を拭き、柿の残骸
		を奥深く押しやりました。幸い私のバッグは底に行くにしたがって奥行きが広くなって
		いるので、隅に押しやれば他の持ち物はそれ以上汚れません。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		柚木駅に降りて修巳と歩く間しばらくは気になりましたが、護国神社が近づくにつれ、
		私の好きな蚤の市風な店々の並びとたくさんの人の賑わいが見えて来て、気分は
		一気に柿から「クラフト展」に移って行ったのでした。（その２へつづく）
		画像：ARTS&CRA手創り市ＨＰ・アキ花めでるコヤＨＰ
１２月１５日		「長政まつり」
		１０月中旬に静岡浅間通り商店街で行われた「タイ友好長政まつり」に行きました。
		山田長政は駿河国（静岡県）、駿府（静岡市）馬場町（ばばんちょう）に生まれ、江戸
		時代前期にシャム（現在のタイ）の日本人町を中心に東南アジアで活躍した人です。
		浅間通り商店街は浅間神社正門前から駿府城方面に南北６００メートルにわたる
		メインストリートを持つ大きな商店街で、馬場町はこの中の駿府城よりの地域です。
		この日はメインストリートがすべて歩行者天国になり、日本はもちろん、タイ料理の
		屋台もたくさん並び、大勢の人で賑わっていました。一度ざっと通りを歩いて行ったら
		舞台でお笑い芸人の「はんにゃ」のお二人が持ちネタを披露していました。「２７００」
		のお二人もいて、この日にここで結婚式を挙げるカップルを盛り上げていました。
		画像：浅間通り商店街ブログより
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		ご飯を食べよう、どうせならタイ料理がいいと良さそうな屋台を選びました。場所がいい
		のか美味しいからか、その屋台だけ大行列になっていて、途中でよっぽどやめようかと
		思ったけれど列を離れたらまた他で列に並ぶことになるのでそのまま待ちました。
		言ってはなんですが、これだけ並んでるから急いで捌こうという感じが無いのが日本人
		の屋台じゃないことを感じさせてくれました。私の後ろで赤ちゃんを一人で連れていた
		若いお父さんは、あとちょっとのところで赤ちゃんが大泣きして泣き止まず、仕方なく
		列を離れて行きました。気の毒でした。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		やっと私の番が来て注文しようとした時、注文を受ける女性が笑って何か私に話しかけ
		ました。「フラワー」と言って自分の首の下辺りに手をやったので私の服のことを言って
		るのがわかりました。その日私は胸や袖口に色とりどりの花がいっぱい刺繍してある
		服を着ていました。なんとなくタイのイメージで選んで着たのですが、実際にタイの人が
		喜んでくれたのが嬉しかったです。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		ご飯はタイカレーやソーセージの中にたくさん具材が入ったものや鶏肉と野菜の炒め物
		などで、スパイスが効いてとても美味しかったです。食べ終わってからトゥクトゥクという
		車を見たり商店街の店を覘いたりパレードを見たりしながら次の目的地に行くために
		セノバ（元・新静岡センター）まで歩きました。次の目的地、護国神社のことは次に書き
		ます。
		画像：浅間通り商店街ブログより
		自分たちも写真を撮ったんですが、どれも出来が悪かったのでブログの画像をお借り
		しました。この他、まつりの画像がたくさん掲載されているので、ぜひブログをご覧くだ
		さい。　　　　　　　浅間通り商店街ブログ←クリック
１２月５日		「頂き物」
		１０月半ばに島田市地域交流センター「歩歩路（ぽぽろ）」で演奏をしました。
		１１月は藤枝、磐田、御前崎で演奏があり、御前崎の演奏前日はリハーサル後に体調
		をくずし大変でした。追々書こうと思いますが、タイミングを逃さないうちに頂き物を掲載
		します。
		磐田チャリティーコンサートで　　　　花束
		左は私に、右は修巳に頂きました。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		柴田さん（磐田）　椎茸　　　　　　　　　　　　　　　柿
		大きい椎茸はお味噌汁に入れました。　　　柿は甘くて美味しかったです。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		小林さん　蜜柑　　　　　　　　　　　　　嘉本さん　リンゴ
		蜜柑もリンゴも甘くて美味しかったです。　　　　↓横向きのクマの絵があります
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		鈴木（はるみ）さん　　ビール　　　　　　　　　青野さん　スイス土産のナイフ
		修巳が毎晩飲むので助かります。　　　　　非常用に欲しかったので助かります。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		御前崎のコンサートで
		左は修巳の従兄に、右はライオンズクラブ様に頂きました。
		・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
		大石さん（藤枝）　のど飴
		乾燥して喉を痛めるので助かります。
		皆さん、有難うございました。